小児転移性黒色腫の治療における免疫チェックポイント阻害による地固め療法としてのPULSAR(個別化超分割定位適応放射線療法)の使用。

原題
Use of PULSAR (personalized ultra-fractionated stereotactic adaptive radiotherapy) as consolidation with immune checkpoint inhibition in the treatment of pediatric metastatic melanoma.
背景:この論文では、抗PD-1阻害と個別化超分割定位適応放射線療法(PULSAR)を含む併用療法に反応した、頭頚部に発生した転移性メラノーマの小児症例について考察する。

方法:外科的切除後、患者は二重チェックポイント遮断免疫治療を受けたが、疾患の進行を経験した。チロシンキナーゼ阻害薬とPULSARを併用した別の抗PD-1療法への切り替えを開始した。

結果:この併用療法により、腫瘍反応と1年間の無増悪状態が得られ、その後、縦隔内でさらに疾患が進行した。サルベージPULSARは再び6か月間有効であった。

抗PD-1療法と併用したPULSARは,再発転移性メラノーマの小児患者に有効であることを示唆した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02691-y
PMID: 40841670

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