原題
Comparing adaptive and dose redistributed radiotherapy to conventional radiotherapy in head and neck cancer – Quality of life results from the phase III ARTFORCE trial.
背景:本研究は、予定された治療適応(rRT)と従来の放射線療法(cRT)を併用したFDG/PETガイド下線量再分布で治療した頭頚部癌患者の生活の質(QoL)を比較することを目的とした。
方法:QoLは、有効な質問票を用いて複数の時点で評価された。線形混合効果モデルでは、無作為な患者効果とともに、試験群および時間に対して固定効果を用いて縦断的データを解析した。
結果:221人の患者のうち、142人が参加した。全体的なQoLは、cRT群における粘着性唾液の愁訴の増加および全体的な健康状態の低下を除いて、同様であった。ベースラインのQoLはアウトカムに有意に影響した。
結論:rRTアプローチはcRTと同等のQoLを提供し、個々のベースラインQoLは結果に影響を与え、経時的に改善が認められた。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111044
PMID: 40651596
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