初期の全治療プロトコルで治療された多発性骨髄腫患者の長期追跡:3つの臨床試験の二次分析。

原題
Long-Term Follow-Up of Patients With Multiple Myeloma Treated on Earlier Total Therapy Protocols: A Secondary Analysis of 3 Clinical Trials.
背景:臨床試験からの多発性骨髄腫(MM)患者の長期追跡データは乏しい。この研究は、早期全治療(TT)プロトコルで治療された新たに診断されたMM患者の治癒率を評価することを目的としている。

方法:分析には、アーカンソー大学でのTT試験から新たに診断された1202人のMM患者が含まれ、追跡期間の中央値は16.6年であった。

結果:無増悪生存率はTT Iの9%からTT IIIAの44%に上昇したが、全生存期間中央値は有意に改善し、TT 3Aでは12年に達した。

結論:タンデム幹細胞移植に免疫調節薬およびプロテアソーム阻害薬を組み込むことにより、全生存期間が改善され、より新しい治療法に関するさらなる研究が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.1394
PMID: 40471585

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