原題
Trends in the global, regional, and national burden of oral conditions from 1990 to 2021: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2021.
背景:WHOは、2030年までに口腔疾患の罹患率を10%低下させることを目指している。本研究では、1990年から2021年までの様々な口腔疾患の有病率および障害調整生存年(DALY)の世界的な推定値を分析する。
方法:Global Burden of Diseases Study 2021からのデータを利用して、著者らは、疫学的調査および人口動態統計を用いて、有病率および関連するDALYを推定するためにベイズモデルを適用した。
結果:2021年には、主要な口腔疾患の世界的な罹患率は100,000人当たり45,900人であり、36億9000万人が罹患していた。傾向は、1990年以降、地域全体で有病率と負担の変化が最小限であることを示した。
結論:停滞した負担は効果的でない管理手段を示しており、口腔医療の要求に対処するための新しい戦略の必要性を強調している。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02811-3
PMID: 40024264
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