肺の少数転移を有する患者の転帰に対する超中心腫瘍の位置の影響:単一群第II相SABR-5試験の二次解析。

原題
The Impact of Ultra-central Tumor Location on Outcomes in Patients with Pulmonary Oligometastases: a Secondary Analysis of the Single-Arm Phase II SABR-5 Trial.
背景:定位切除療法(SABR)を受ける超中心性肺少数転移患者の予後と毒性転帰に関するデータは限られている。

方法:この研究では、第II相XXXX試験からの少数転移性肺病変を超中心(UC)コホートと非超中心コホートに層別化し、グレード2以上の毒性、無増悪生存期間(PFS)、および全生存期間(OS)を比較した。

結果:134人の患者のうち、UC病変は、PFS(5.8ヶ月対15.8ヶ月)およびOS(29.0ヶ月対未到達)の中央値が有意に悪いことを示した。多発性転移進行の2年間の累積発生率は、UC患者の方が高かった(69.2%対31.4%)。

結論:SABRはUC腫瘍に対して低い毒性と良好な局所制御を示したが、超中心位置はより不良な生存転帰を示し、より大規模な研究でのさらなる検証を保証した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.01.031
PMID: 39923903

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