原題
Baseline Liquid Biopsy in Relation to Tissue-Based Parameters in Metastatic Colorectal Cancer: Results From the Randomized FIRE-4 (AIO-KRK-0114) Study.
背景:FIRE-4研究では、FOLFIRI+セツキシマブを継続的に、またはFU+ベバシズマブへの切り替え維持とともに投与された第一選択の野生型転移性結腸直腸癌患者の治療結果を比較し、液体生検(LB)RASおよびBRAF検査対組織分析の役割を調査した。
方法:液体生検を採取し、ONCOBEAM RAS手順およびデジタル液滴PCR技術を用いて突然変異について分析した。
結果:672人の患者のうち、540人が評価可能なLBを有し、13%のRAS mutおよび7%のBRAF mutが明らかになり、有意に不良な生存率と関連していた。LBは、最初に組織検査に基づいて野生型に分類された患者の突然変異を同定した。
結論:RASおよびBRAF突然変異のLB検出は臨床的に重要であり、転移性結腸直腸癌患者の転帰を予測するのに役立つ可能性がある。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.01174
PMID: 39903881
コメント