(18)F-フロティフラスタット(rhPSMA-7.3)PET/CT中の利尿は前立腺摘除術後の再発検出を改善:プロスペクティブ第II相試験。

原題
Diuresis During (18)F-Flotufolastat (rhPSMA-7.3) PET/CT Improves Recurrence Detection After Prostatectomy: A Prospective Phase II Trial.
**背景**:PSMAを標的とする放射性医薬品は、前立腺がん再発のPET画像化に有効であるが、膀胱活動によって不明瞭になる可能性がある。F-フロツフラスタット(rhPSMA-7.3)は、FDAが承認したPSMA薬の中で尿中排泄量が最も低い。

**方法**:この第II相試験(NCT05779943)では、前立腺摘除術後にPSA値が上昇した男性を登録した。患者は2回のF-フロツフラスタットPET/CTスキャンを受けた:1回はフロセミドを静脈内投与し、もう1回は静脈内投与しなかった。膀胱活動とPCa検出率を比較した。

**結果**:20人の男性が参加した。フロセミドは膀胱活動を有意に低下させ(SUV 4.20対13.35)、再発検出率を上昇させた(85%対60%)。

**結論**:F-フロツフラスタットPET/CTとフロセミドを併用すると、膀胱障害を軽減しながら前立腺床再発の検出が強化される。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268574
PMID: 39848765

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