原題
A randomised phase III study of bevacizumab and carboplatin-pemetrexed chemotherapy with or without atezolizumab, as first-line treatment for advanced pleural mesothelioma: results of the ETOP 13 18 BEAT-meso trial.
背景:び漫性胸膜中皮腫(DPM)に対する現在の治療には、イピリムマブ-ニボルマブまたはプラチナ-ペメトレキセドが含まれる。ベバシズマブは全生存期間を延長させる。化学療法、ベバシズマブ、および免疫療法の潜在的な3剤併用は、アウトカムを改善する可能性がある。
方法:BEAT-meso試験は、進行したDPM患者400人を対象に、標準化学療法およびベバシズマブへのatezolizumabの追加を評価し、全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を評価した第III相試験であった。
結果:追跡期間中央値35ヵ月で、OSは併用療法群で20.5ヵ月であったのに対し、化学療法単独群では18.1ヵ月であった。PFSは併用療法群を有意に支持した。有害事象は管理可能であった。
結論:併用療法はPFSを改善したが、有意なOSの優位性は得られなかったが、非類上皮症例では有望であった。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.12.014
PMID: 39814199
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