3次元原体照射加速部分乳房照射の最適線量の定義:線量漸増試験の15年間の追跡調査。

原題
Defining the Optimal Dose for 3-Dimensional Conformal Accelerated Partial Breast Irradiation: 15-Year Follow-Up of a Dose-Escalation Trial.
背景:この研究は,乳癌患者における腫よう制御を最大にし,毒性を最小にする加速部分乳房照射(APBI)の最適用量を同定することを目的とした。

方法:2003年から2011年の間に、初期段階の乳癌を有する患者は、3次元共形アプローチを用いて32 Gy、36 Gy、および40 GyでAPBIを投与する用量漸増試験に参加した。

結果:この試験には324人の患者が含まれ、追跡期間中央値は15.2年であった。局所失敗率は用量間で同程度であったが、毒性は高用量で増加し、10年間の中等度/重度の線維症率は40%、58%、および67%であった。

結論:32 Gyを超える線量では、毒性および美容上のアウトカムが高線量で悪化したため、有益性は観察されなかった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.10.029
PMID: 39797875

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