進行胃がんまたは胃食道接合部がん患者におけるクローディン18.2を標的とする抗体-薬物結合体CMG901(KYM901):多施設共同、非盲検、単群、第1相試験。

原題
Claudin 18.2-targeting antibody-drug conjugate CMG901 in patients with advanced gastric or gastro-oesophageal junction cancer (KYM901): a multicentre, open-label, single-arm, phase 1 trial.
背景:CMG901は、クローディン18.2を標的とする新規の抗体-薬物結合体であり、進行した胃癌および胃食道接合部癌を治療するために設計されている。本研究では、その有効性と安全性を評価した。

方法:多施設非盲検第1相試験において、27人の患者が用量漸増を受け、107人の患者が拡大期にCMG901を投与された。主要評価項目には、有害事象および客観的奏効率が含まれた。

結果:患者の間で、1つの用量制限毒性が認められ、有害事象が一般的であった。確認された客観的奏効率は28~29%であった。第2相の推奨用量は2.2 mg/kgと決定された。

結論:CMG901は管理可能な安全性プロファイルを示し、進行胃癌に対して有望な抗腫瘍活性を示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00636-3
PMID: 39788133

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