原題
Comparison of radiation esophagitis associated with daytime versus evening radiotherapy in patients with esophageal carcinoma.
背景:本研究では、昼間と夕方に放射線療法(RT)を受けている食道扁平上皮癌(ESCC)患者の急性放射線性食道炎の重篤度に対する概日リズムの影響を調査した。
方法:同時化学放射線療法を受けている488人の適格な患者のうち、369人の患者が19:00前にRTを受け、119人が19:00後にRTを受けた。放射線性食道炎のグレードと生存転帰は、ロジスティック回帰モデルとCox回帰モデルを使用して分析された。
結果:夕方の治療は、特に高線量では、放射線性食道炎の高いオッズと関連していた(59.34 Gy以上のPGTV線量に対するオッズ比1.675)。しかし、全生存期間およびその他のアウトカムは、両群間に有意差を示さなかった。
結論:RTのタイミングは食道炎の重症度に影響するが、治療成績には影響しない。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02575-7
PMID: 39780158
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