原題
Adjuvant Dose-Dense Chemotherapy in Hormone Receptor-Positive Breast Cancer.
背景:この研究では、C9741試験の12年間の結果を評価して、化学療法の恩恵を受ける可能性のあるリンパ節転移陽性のER+乳癌患者を特定し、治療効果の予測におけるSET2,3テストの効果を強調している。
方法:合計1,973人の患者が、dose-dense化学療法または従来の化学療法のいずれかを受けるように割り当てられた。682のER+癌からのRNAサンプルにSET2,3を適用して、Coxモデルを用いて長期無病生存期間(DFS)および全生存期間(OS)を分析した。
結果:dose-dense療法はDFSを23%、OSを20%向上させた。低SET2,3状態は、dose-dense化学療法による良好な転帰を予測した。
結論:C9741は、dose-dense化学療法の永続的な利点を確認し、SET2,3が反応性のあるER+患者を特定するのに有用であることを示唆している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01875
PMID: 39746162
コメント