原題
A Phase II Study of Acalabrutinib, Venetoclax, and Obinutuzumab (AVO) in a Treatment-Naive CLL Population Enriched for High-Risk Disease.
背景:AMPLIFY試験では、特定の遺伝子異常を有する高リスク患者を除く未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対して、アカラブルチニブ、ベネトクラクス、およびオビヌツズマブ(AVO)の併用を確立した。
方法:この第2相試験では、高リスクの異常を有する未治療のCLL患者を登録した。被験者は、治療を中止するために検出不能なMRDを目標として、測定可能な残存病変(MRD)に基づいて、逐次治療および併用療法を受けた。
結果:72人の患者が登録された;骨髄MRDが検出不能な完全奏効率は42%であった。中央値55.2ヶ月の追跡調査後、4年生存率は無増悪生存率が70%、全体で88%であった。
結論:AVOは高リスクの未治療CLL患者に有効であり、忍容性も良好であることから、新たな標準治療が示唆される。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02503
PMID: 39645236
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