原題
Safety and activity of CTX130, a CD70-targeted allogeneic CRISPR-Cas9-engineered CAR T-cell therapy, in patients with relapsed or refractory T-cell malignancies (COBALT-LYM): a single-arm, open-label, phase 1, dose-escalation study.
背景:再発または難治性T細胞リンパ腫の治療選択肢は限られている。本研究では、ドナーT細胞から作製したCD 70標的CAR免疫療法であるCTX130の安全性と有効性を評価する。
方法:米国、豪州、およびカナダ政府の10施設でリンパ除去後にCTX130注入を受けた再発T細胞性リンパ腫の第1相単一群試験対患者。有害事象および客観的奏効率は、それぞれ一次エンドポイントおよび二次エンドポイントであった。
結果:登録された41人の患者のうち、39人がCTX130を投与され、追跡期間中央値は7.4ヶ月であった。客観的奏効率は46.2%であり、サイトカイン放出症候群が一般的であることを含め、管理可能な安全性が認められた。
結論:CTX130は、重度に治療されたT細胞リンパ腫患者において有望な安全性および奏効率を示し、CAR T細胞療法のさらなる開発を支持している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00508-4
PMID: 39617017
コメント