原題
Intermittent or Continuous Panitumumab Plus Fluorouracil, Leucovorin, and Irinotecan for First-Line Treatment of RAS and BRAF Wild-Type Metastatic Colorectal Cancer: The IMPROVE Trial.
背景:本研究はFOLFIRIとパニツムマブの導入期後の間欠的治療が切除不能な野生型転移性結腸直腸癌患者の安全性を改善し、耐性を遅延させるかどうかを評価することを目的とした。
方法:非盲検多施設共同IMPROVE試験では、患者をFOLFIRI+PANを進行または毒性が発現するまで継続的または間欠的に投与する群に無作為に割り付けた。一次エンドポイントは12か月後の無増悪生存期間(PFSot)であった。
結果:合計137人の患者が登録された。PFSotの中央値は、連続治療で11.2ヶ月、間欠的治療で17.5ヶ月であり、間欠的治療群の方が毒性が低かった。
結論:間欠的FOLFIRI+PANは実行可能であり、毒性を低下させながら主要エンドポイントを達成した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00979
PMID: 39576946
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