原題
Risk and survival outcomes of secondary pelvic neoplasm after radiotherapy in female patients with genital neoplasms: A large Population-Based cohort study.
背景:本研究では、二次的骨盤新生物(SPN)のリスクと生殖器新生物(FGN)の女性患者の生存転帰に対する放射線療法(RT)の効果を調査した。
方法:SEERデータベースを分析し、9つの腫瘍センター(1990~2015年)からの102,895人の患者が含まれた。本研究では、Fine-Gray競合リスク回帰およびカプラン・マイヤー生存分析を用いた。
結果:RT群の25,774人の患者のうち、SPNの累積発生率は5.10%であったのに対し、非放射線療法(NRT)群では3.42%であった。RT群は、膀胱がん(HR:1.75)、結腸がん(HR:1.32)、および直腸がん(HR:1.34)のリスクが高かった。
結論:RTはFGN患者におけるSPN発症の独立した危険因子であり、二次的ぼうこう癌のリスクを有意に増加させ、10年生存率を低下させる。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110595
PMID: 39521276
Open Access
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