原題
Pooled Long-Term Outcomes With Nivolumab Plus Ipilimumab or Nivolumab Alone in Patients With Advanced Melanoma.
背景:ニボルマブ(NIVO)とイピリムマブ(IPI)の併用は、切除不可能/転移性メラノーマにおいて持続的なベネフィットを示している。この解析では、未治療患者における長期全生存(OS)および生存に影響する臨床的因子について検討する。
方法:6つのCheckMate研究からのデータをプールし、NIVO+IPIとNIVO単独療法を比較した。OSを評価し、多変量解析を実施した。
結果:追跡期間中央値は、NIVO+IPIの方がNIVOよりもOSが長いことを示した(6年で52%対41%)。LDHの上昇、65歳以上の年齢、肝転移などの因子は生存率の低下と関連していた。
結論:NIVO+IPIは、未治療の進行メラノーマにおいてNIVO単独よりもOSを改善し、特定された臨床因子が治療法の決定に有用である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00400
PMID: 39504507
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