原題
Valemetostat monotherapy in patients with relapsed or refractory non-Hodgkin lymphoma: a first-in-human, multicentre, open-label, single-arm, phase 1 study.
背景:再発または治療抵抗性の非ホジキンリンパ腫の治療には課題があり、選択肢は限られており、転帰は不良である。本研究では、EZH2およびEZH1の阻害薬であるバレメトスタットの安全性および予備的な有効性について検討する。
方法:19施設の90人の患者を対象とした第1相試験において、参加者は様々な用量の経口バレメトスタットを投与された。安全性、薬物動態、および推奨用量が主なエンドポイントであった。
結果:患者は主に末梢性T細胞リンパ腫を有していた。治療中に発現した有害事象の大半が確認され、全奏効率は54.5%であった。推奨用量は200 mg/日であった。
結論:バレメトスタットは許容可能な安全性プロファイルと有望な有効性を示し、さらなる開発の可能性を示した。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(24)00502-3
PMID: 39486432
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