持続性、再発性、または転移性子宮頸がんに対する第一選択治療としてのベバシズマブを併用するまたは併用しないカドニリマブとプラチナベースの化学療法(COMPASSION-16):中国におけるランダム化二重盲検プラセボ対照第3相試験。

原題
Cadonilimab plus platinum-based chemotherapy with or without bevacizumab as first-line treatment for persistent, recurrent, or metastatic cervical cancer (COMPASSION-16): a randomised, double-blind, placebo-controlled phase 3 trial in China.
背景:Cadonilimabは、PD-1およびCTLA-4を標的とする二重特異性抗体であり、進行した子宮頸癌において有意な有効性を示している。COMPASSION-16試験では、持続性、再発性、または転移性の子宮頸癌患者を対象に、第一選択化学療法への追加を評価した。

方法:この第3相試験では、中国の59施設から18~75歳の女性を登録し、6サイクルの化学療法とカドニリマブまたはプラセボのいずれかを投与し、その後維持療法を行う群に無作為に割り付けた。主要評価項目は無増悪生存期間および全生存期間であった。

結果:登録された女性445人のうち、無増悪生存期間中央値は、カドニリマブ群で12.7ヵ月であったのに対し、プラセボ群では8.1ヵ月であった(p<0.0001)。全生存期間中央値は、カドニリマブ群では未到達であったのに対し、プラセボ群では22.8ヵ月であった(p=0.0011)。 結論:カドニリマブと化学療法の併用は、管理可能な安全性で生存転帰を有意に改善し、進行子宮頸癌における第一選択療法としての使用を支持した。 Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2) DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02135-4
PMID: 39426385

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