原題
Lenvatinib Plus Ifosfamide and Etoposide in Children and Young Adults With Relapsed Osteosarcoma: A Phase 2 Randomized Clinical Trial.
**背景:**イホスファミドとエトポシド(IE)の併用は、再発または治療抵抗性の骨肉腫に対する標準治療であるが、推奨される治療法は様々である。本研究では、IE(LEN-IE)にレンバチニブを追加することで、小児および若年成人の転帰が改善するかどうかを評価する。
**方法:**OLIE第II相試験では、2~25歳の高悪性度骨肉腫患者を無作為に割り付けた。LEN-IEとIE単独を比較し、無増悪生存期間(PFS)および安全性を解析した。
**結果:**81人の患者を登録したところ、PFS中央値はLEN-IEでは6.5ヵ月であったのに対し、IEでは5.5ヵ月であった。LEN-IEは4ヵ月時点でより高いPFS率を示したが、全生存期間に有意差はなかった。
**結論:**LEN-IEはPFSを統計的に改善しなかったことから、骨肉腫研究における共同試験の必要性が強調された。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.4381
PMID: 39418029
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