原題
Clinical and Molecular Characteristics of High-Risk, Recurrent, or Metastatic Endometrial Cancer That Is Human Epidermal Growth Factor Receptor 2-Low.
背景:HER2標的療法の最近の進歩により、予後不良の進行子宮内膜癌(EC)など、従来は増幅と関連していなかった腫瘍におけるHER2の状態を調べることへの関心が高まっている。
方法:この研究では、免疫組織化学および二重in situハイブリダイゼーションを用いて800を超えるEC症例においてHER2状態を評価し、腫瘍をHER2陰性、HER2低、またはHER2陽性に分類した。カプラン・マイヤー法を用いて生存分析を行った。
結果:806のECサンプルのうち、74.8%がHER 2陰性、17.2%がHER 2低、および7.9%がHER 2陽性であった。HER 2低状態は、特に再発または転移症例において、様々な分子クラスにわたって観察された。
結論:HER2過剰発現は、高リスク、転移性または再発性ECの有意な割合で同定され、広範なスクリーニングおよび潜在的な治療戦略の必要性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02768
PMID: 39374474
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