CAR-T細胞療法のための放射線療法で橋渡しされた侵攻性B細胞リンパ腫患者におけるリンパ球減少症の特徴付け、および血球減少症のリスクと照射された線量およびBM容積との相関。

原題
Characterization of lymphopenia and correlating the risk of cytopenias with dose and BM volume irradiated in aggressive B-cell lymphoma patients bridged with radiation therapy for CAR-T cell therapy.
背景:再発/難治性の侵襲性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対するCAR T細胞療法における絶対リンパ球数(ALC)と治療結果に対するブリッジング放射線療法(bRT)の効果は不明であった。

方法:この後ろ向き研究では、2017年11月から2023年4月の間にCD-19 CAR-T治療前にbRTを受けた成人を評価し、カプラン・マイヤーモデルを用いてALCの変化と転帰を検討した。

結果:51人の患者のうち、1年全生存率(OS)、無増悪生存率(PFS)、および疾患特異的生存率(DSS)は、80%、78%、および82%であった。RT後のリンパ球減少症は有意に増加したが、治療変数とは関連していなかった。

結論:bRT中のリンパ球レベルの変化はCAR-Tの転帰に影響しないため、bRTをCAR-T前のレジメンに統合する際には慎重な治療計画が必要であることが強調される。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.09.023
PMID: 39303997

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