原題
The role of stereotactic body radiotherapy in oligoprogressive malignant disease (RADIANT): oncologic outcomes from a phase 2 non-randomized controlled trial.
背景:オリゴ進行がん(OP)は、広く安定した疾患または反応する疾患の状況において、限定された転移性進行を伴う。全身療法(ST)の変更が標準である一方で、定位放射線治療(SBRT)は局所治療の代替法として研究されている。
方法:この単一施設第2相試験では、STを継続しながら1~5の進行部位にSBRTを実施し、X線画像上でOP病変を有する転移性泌尿生殖器癌、乳癌および消化器癌患者を調査した。主要評価項目はST変化の累積発生率とし、副次的評価項目は無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、毒性、および健康関連の生活の質(HRQOL)とした。
結果:70人の患者を分析したところ、累積ST変化は1年で47%に生じ、1年PFSは32%、OSは75%であった。毒性は最小限であり、HRQOLはわずかに低下した。
結論:SBRTは患者の約半数でST変化を効果的に遅延させ、さらなる無作為化試験の必要性を示した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.09.002
PMID: 39270828
Open Access
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