原題
Sustained Clinical Benefit and Intracranial Activity of Tarlatamab in Previously Treated Small Cell Lung Cancer: DeLLphi-300 Trial Update.
背景:デルタ様リガンド3を標的とする二重特異性T細胞誘導体であるタルラタマブは、第I相および第II相試験において、以前に治療された小細胞肺癌(SCLC)において有望な結果を示している。
方法:DeLLphi-300試験の延長された追跡調査には、10 mg以上のタルラタマブを隔週、3週、または21日サイクルの1日目と8日目に投与された152人の患者が含まれ、追跡期間の中央値は12.1か月であった。
結果:客観的奏効率(ORR)は25%であり、奏効期間中央値(mDOR)は11.2ヵ月、全生存期間中央値(mOS)は17.5ヵ月であった。
結論:タルラタマブは、以前に治療されたSCLCにおいて、管理可能な安全性で、有意な生存利益および頭蓋内活性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.24.00553
PMID: 39208379
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