原題
Underuse of Postoperative Radiation After Nipple-Sparing Mastectomy for Standard Radiation Indications.
背景:乳頭温存乳房切除術(NSM)は早期乳癌にますます使用されるようになっているが、有害な病理学的特徴の頻度と術後放射線治療(PORT)の利用は不明のままである。
方法:国立癌データベースを用いて、2004〜2017年にNSMと乳房温存手術(BCS)を受けた女性を比較し、陽性マージン(マージン+)と関与したリンパ節(pN+)の割合を評価し、PORT投与を分析した。
結果:624,075人の女性のうち、NSMはBCSと比較してマージン+(4.5%対3.7%)およびpN+(22.5%対13.5%)の割合が高かった。NSM後のPORT使用は、両方の適応症で有意に低かった。
結論:NSMはより高い有害な病理学的特徴と関連しているが、放射線療法は十分に活用されておらず、潜在的な治療の必要性に関する患者の選択とコミュニケーションを改善する必要性を示唆している。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101569
PMID: 39188995
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