原題
Bladder tumour focused adaptive radiotherapy: Clinical outcomes of a phase I dose escalation study.
背景:本研究は,画像誘導適応放射線療法(IGART)を用いた筋肉浸潤性ぼうこう癌(MIBC)の根治的治療のための最大耐量(MTD)を検討する。
方法:単焦点MIBCの59人の患者を前向きに登録し,毒性評価に基づいて種々の放射線量(68 Gy〜74 Gy)で治療した。
結果:MTDは70 Gyと決定され、急性グレード3の泌尿生殖器および胃腸毒性はそれぞれ患者の19%および7%に観察された。5年全生存率は58%、膀胱温存率は89%であった。
結論:IGARTを用いた70 Gyへの線量増加は実行可能であり、許容可能なレベルの毒性と関連している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.07.2317
PMID: 39069239
Open Access
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