化学放射線療法後の局所進行子宮頸癌における無病生存期間に対するT 2強調MRIに基づくラジオミックシグネチャー:国際多施設共同研究。

原題
A T2-weighted MRI-based radiomic signature for disease-free survival in locally advanced cervical cancer following chemoradiation: An international, multicentre study.
背景:本研究は、局所進行子宮頚癌における無病生存期間(DFS)に関連したMRIに基づくラジオミックシグネチャーを開発し、検証することを目的とした。

方法:132人の患者のトレーニングデータセットと、FIGOステージIB-IVAの子宮頚癌患者199人の検証コホートを分析した。PyRadiomicsを用いて放射線学的特徴を抽出し、DFSの多変量予後モデルを構築した。Cox回帰分析により、放射線学的シグネチャーとDFSとの関連性を評価した。

結果:ラジオミックシグネチャーは両コホートにおいてDFSの予後を予測し、有意なハザード比を示した。シグネチャースコアが高い患者では、DFS率が著しく低かった。

結論:MRIに基づくラジオミックシグネチャーは、子宮頸癌に対して化学放射線療法を受けている患者におけるDFSの有望な予後バイオマーカーとして役立つ。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110463
PMID: 39067707
Open Access

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