切除可能な進行胃癌に対する術前補助療法としてのドセタキセル、オキサリプラチン、およびS-1と手術および術後補助療法としてのS-1:第III相試験PRODIGYから更新された全生存転帰。

原題
Neoadjuvant Docetaxel, Oxaliplatin, and S-1 Plus Surgery and Adjuvant S-1 for Resectable Advanced Gastric Cancer: Updated Overall Survival Outcomes From Phase III PRODIGY.
背景:PRODIGY研究は,切除可能な局所進行胃癌(LAGC)患者に対する種々の化学療法の組み合わせの効果を評価することに焦点を当てた。

方法:238人および246人の患者にドセタキセル,オキサリプラチンおよびS-1(DOS)によるネオアジュバント化学療法を行い,手術およびアジュバントS-1化学療法(CSC)または手術およびアジュバントS-1(SC)化学療法を行い,中央値99.5か月にわたって追跡した。

結果:CSCは、無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)率の両方に関して、SCよりも高い有効性を示した。

結論:ネオアジュバントDOS化学療法はLAGC患者の全生存期間を延長することがわかり、これらのアジア人患者に対する標準治療の選択肢となり得ることを示唆した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02167
PMID: 38996201

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