進行子宮内膜癌におけるペムブロリズマブと化学療法の併用。

原題
Pembrolizumab plus Chemotherapy in Advanced Endometrial Cancer.
背景:子宮内膜癌に対する標準的な化学療法はパクリタキセル+カルボプラチンであるが、ペムブロリズマブを追加することの有益性は不明である。
方法:二重盲検プラセボ対照無作為化第3相試験において、測定可能または再発子宮内膜癌患者816名を、ペムブロリズマブ投与群またはプラセボ+パクリタキセル+カルボプラチン投与群に割り付けた。患者は、腫瘍のミスマッチ修復状態に基づいて2つのコホートに層別化された。主要評価項目は無増悪生存期間であった。
結果:ペムブロリズマブの追加は、プラセボと比較して、ミスマッチ修復欠損(dMMR)コホートおよびミスマッチ修復能(pMMR)コホートの両方で無増悪生存期間を有意に改善した。
結論:ペムブロリズマブを標準化学療法に追加すると、進行または再発子宮内膜癌患者の無増悪生存期間が有意に延長した。
Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4)
DOI: 10.1056/NEJMoa2302312
PMID: 36972022

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