免疫療法で治療された進行非小細胞肺癌における体組成。

原題
Body Composition in Advanced Non-Small Cell Lung Cancer Treated With Immunotherapy.
背景:癌、より具体的には非小細胞肺癌(NSCLC)の転帰に対する身体組成(BC)の影響は、小規模で不均一な単一施設研究のために依然として不明である。

方法:BCと腫よう学的転帰との関連を、免疫療法で治療した進行または転移性NSCLC患者で評価した。様々な試験からのデータを、身体コンパートメントセグメンテーションのためのディープニューラルネットワークを用いて解析した。

結果:1791人の患者では、骨格筋量の減少は腫瘍学的転帰の悪化と関連していた。皮下脂肪組織密度の増加は、特に女性の生存率を低下させた。

結論:治療中の骨格筋量の減少は、特に男性において不良な転帰を示唆している。皮下脂肪組織密度の変化は、特に女性において予後と関連している。自動CT由来のBC測定は、NSCLCの予後を決定するのに役立つ可能性がある。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.1120
PMID: 38780929

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