原題
Longer Interval Between First Colonoscopy With Negative Findings for Colorectal Cancer and Repeat Colonoscopy.
背景:結腸直腸癌(CRC)の家族歴のない個人に対する結腸鏡検査スクリーニングの10年間隔は議論されている。
方法:1990年から2016年までのスウェーデンの登録ベースのデータを用いて、この研究では、最初の結腸鏡検査でCRC陰性所見を示した個人のCRC発生率および死亡率を、マッチさせた個人と比較した。
結果:調査した110,074人のうち、曝露群におけるCRCおよびCRC特異的死亡のリスクは、最初にCRC陰性の結腸鏡検査を受けてから15年間、対応する対照群よりも有意に低かった。
結論:この結果は、結腸鏡検査スクリーニングの10年間隔が、CRCの家族歴のない個人では15年に延長される可能性があり、不必要な処置を減らす可能性があることを示唆している。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2024.0827
PMID: 38696176
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