原題
Sarcopenia as a Predictor of Feeding Tube Placement in Individuals with Oropharyngeal Cancer.
口腔咽頭扁平上皮癌(OPSCC)患者における筋肉減少症(骨格筋量の減少)と栄養チューブ留置の間の相関を検討した。
方法:194人のOPSCC患者の医療記録を分析し、コンピューター断層撮影画像によるサルコペニアの存在と栄養チューブ留置への影響を同定した。
結果:サルコペニアは頚部領域測定に基づいて患者の72.7%、胸部領域測定に基づいて患者の41.7%に認められた。栄養チューブを必要とする可能性はサルコペニア患者で有意に高かった。
結論:これらの結果は、ベースラインのサルコペニアを評価することが、放射線療法または化学放射線療法を受けているOPSCC患者の栄養サポート要件に関する意思決定に役立つことを示唆している。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101484
PMID: 38681896
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