前立腺癌に対するリアルタイム画像ゲートスポットスキャン陽子線治療(RGPT)の安全性と有効性を評価するための単一施設前向き研究。

原題
A Single-Institution Prospective Study To Evaluate the Safety and Efficacy of Real- Time Image-Gated Spot-Scanning Proton Therapy (RGPT) for Prostate Cancer.
背景:金基準マーカが線量分布を歪ませる前立腺癌に対する実時間画像ゲートスポット走査陽子線治療(RGPT)の安全性と短期臨床結果を評価するために調査を行った。

方法:研究は1.5 mmの純金基準マーカと3〜4視野方向を用いてRGPTで治療した局所前立腺癌患者を対象とした。統計的ロバスト性に必要な合計43例で、主要エンドポイントは早期有害事象(AE)の頻度であった。

結果:本研究には45例が登録された。早期AEは4例のみで記録されたため、この方法の非劣性が検証された。5年生化学的無再発生存率は88.9%であった。

結論:1.5 mmマーカーと3-または4-フィールドを用いた前立腺癌に対するRGPTは,初期AEにおける通常の陽子線治療と同様に安全であり,同等の有効性を示した。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2024.101464
PMID: 38560429

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