原題
Pegargiminase Plus First-Line Chemotherapy in Patients With Nonepithelioid Pleural Mesothelioma: The ATOMIC-Meso Randomized Clinical Trial.
背景:ATOMIC-Meso無作為化試験で非類上皮胸膜中皮腫患者の生存に及ぼすpegargiminaseをベースにした化学治療の効果を試験した。
方法:この第2-3相試験には、5か国の43施設からの前述の病気の化学療法未経験患者が含まれ、標準的な化学療法併用で毎週pegargiminaseまたはプラセボを受けるようにランダムに割り当てられた。
結果:患者249名のうち、pegargiminaseで治療された患者の全生存期間中央値は9.3ヶ月(プラセボ群より1.6ヶ月高かった)であり、28.8%がグレード3~4の有害事象を経験していた。
結論:Pegargiminaseと化学療法薬の併用は、非類上皮胸膜中皮腫患者に対して良好な安全プロフィールで標準化学療法薬を超える生存期間を延長し、腫よう学におけるより広範な臨床試験を示唆した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.6789
PMID: 38358753
Open Access
コメント