閉塞性睡眠時無呼吸症候群:中咽頭がんに対する放射線療法の頻繁で検出が困難な合併症。

原題
Obstructive sleep apnea syndrome: a frequent and difficult-to-detect complication of radiotherapy for oropharyngeal cancers.
背景:本研究は,放射線治療による口腔咽頭扁平上皮癌の治療を受けた患者における閉塞睡眠無呼吸症候群(OSAS)のり患率を検討した。

方法:エプワース眠気スケールのような指標をこれらの患者のOSASを決定するために適用した。

結果:一般集団と比較して、中咽頭扁平上皮癌に対して放射線療法を受けている患者では、OSASの発生率が高いようである。

結論:エプワース眠気尺度のようなツールは、このコホートにおけるOSASの診断には非効率的であると考えられる。OSASの定期的なスクリーニングは、このカテゴリーの患者においてより有用であることが証明される可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110109
PMID: 38280437

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