原題
TROPHY-U-01, a phase II open-label study of sacituzumab govitecan in patients with metastatic urothelial carcinoma progressing after platinum-based chemotherapy and checkpoint inhibitors: updated safety and efficacy outcomes.
背景:サシトツズマブ・ゴビテカン(SG)は、米国食品医薬品局の承認を受けた進行性尿路上皮癌(mUC)の治療薬である。UGT1A1遺伝子の変異がSGの有効性を変化させるかどうかは不明である。
方法:非盲検第II相試験では、進行したmUC患者にSGを静脈内投与した。本試験のエンドポイントには、奏効率および生存率が含まれ、安全性に関する追加解析が行われた。
結果:本研究は、28%の客観的奏効率を示した。無増悪生存期間および全生存期間の中央値は、それぞれ5.4ヵ月および10.9ヵ月であった。治療関連の副作用は、UGT1A1遺伝子の状態によって影響されないようであった。
結論:この研究は、異なるUGT1A1遺伝子サブグループにわたるSGの有効性と低い中止率を確認した。毒性プロファイルは以前の報告と一致していた。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.01.002
PMID: 38244927
Open Access
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