原題
Is radiotherapy necessary for upper rectal cancer underwent curative resection? A retrospective study of 363 patients.
背景:この研究は,根治的切除を受けた局所進行上部直腸癌患者の再発と生存率に及ぼす放射線治療(RT)の効果を検討した。
方法:病院データベースは2010年から2018年までの363例の関連症例を提供した。術前または術後にRTを受けた患者もいれば、受けなかった患者もいた。交絡因子を調整した1:2マッチング解析を用いて、様々な指標を用いて局所制御および生存の軌跡を比較した。
結果:放射線療法は、高リスク患者または予後不良の特徴を有する患者においても、全生存期間、局所再発および遠隔転移を有意に改善しなかった。群間の比較にはほとんど差がなかった。
結論:結果は、放射線療法は、予後不良の特徴があっても、治癒的切除後のこれらの患者の局所制御または生存率を向上させないことを示唆している。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02403-y
PMID: 38238776
Open Access
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