低所得国および中所得国における小児がん患者の治療関連死亡率:系統的レビューおよびメタアナリシス。

原題
Treatment-related mortality in children with cancer in low-income and middle-income countries: a systematic review and meta-analysis.
背景:本研究は、低所得国および中所得国(LMIC)の小児癌患者における治療関連の死亡率の負担、および国の所得レベルと治療関連の死亡率との関連を検討することを目的とした。方法:研究者らは、2010年から2021年の間に発表された論文の系統的レビューおよびメタ解析を実施した。彼らは、LMICの小児癌患者68,351人を対象とした501件の研究を特定した。結果:治療関連の推定死亡率は6.82%であり、全死亡率の30.9%を占めた。治療関連の死亡率は国の所得と逆相関しており、高中所得国と比較して低所得国では高い割合であった。治療関連の死亡率の発生率は、高中所得国では経時的に低下したが、低所得国および低中所得国では変化しなかった。結論:LMICの小児癌患者における治療関連の死亡率を低下させ、小児癌生存率の世界的な格差に対処するためには、標的を絞った支持療法介入が必要である。
Journal: Lancet Oncol
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00318-2
PMID: 37517410

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