原題
Combined stereotactic body radiotherapy and immune checkpoint inhibition for liver metastases: safety and outcomes in a pooled analysis of three phase I trials.
背景:肝転移の制御に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)と免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の併用の安全性と有効性を検証する必要がある。
方法:2016年から2020年の間に実施された3つの第I相試験からのデータを分析した。SBRTとICIの併用は、特に肝毒性に焦点を当てて、転移性固形腫瘍の患者に投与された。
結果:分析した200人の患者のうち、81人が肝転移を有し、57人がSBRTを受けた。肝転移および二重薬剤ICIは肝毒性を増加させたが、投与された肝臓用量はそうではなかった。肝転移を有する患者は、無増悪生存期間および全生存期間が不良であった。
結論:SBRTとICIの併用治療は、肝毒性のリスクを顕著に増加させなかった。低い生存率は、治療の選択よりも肝転移と関連していた。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.01.002
PMID: 38199382
コメント