原題
MRI in addition to CT in patients scheduled for local therapy of colorectal liver metastases (CAMINO): an international, multicentre, prospective, diagnostic accuracy trial.
背景:大腸癌肝転移患者における造影MRIの使用に関するガイドラインは明確ではない。造影MRIは造影CTよりもこれらの転移を同定するのに優れていると考えられているが、患者管理への影響は不明である。本研究ではこれについて検討する。
方法:14の肝臓手術センターと298人の患者を含む国際的な前向き研究が実施された。局所療法の前に、造影CTおよび肝臓造影MRIの両方を登録患者に実施した。
結果:MRI所見に基づいて、92/298人の患者(31%)で局所治療計画が変更され、40人はより広範な治療を必要とし、11人はより少ない治療を必要とし、34人では局所療法が中止された。
結論:結腸直腸肝転移の治療計画には、造影CTイメージングとともに肝臓造影MRIを考慮すべきである。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00572-7
PMID: 38081200
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