原題
Cumulative incidence of second primary cancers in a large nationwide cohort of Danish cancer survivors: a population-based retrospective cohort study.
背景:本研究では、デンマークのがん生存者における二次原発がんの発生率を調査し、アルコール関連、喫煙関連、ウイルス関連、およびホルモン関連の一次および二次原発がんの間の関係を調べた。
方法:1997年から2014年の間に癌と診断されたデンマークの成人の後ろ向き研究で、発生率とハザード比を決定するためのモデルを使用して、二次原発癌、併存疾患、および社会人口学的データに関するデータを収集した。
結果:457,334人の患者のうち、二次原発がんの発生率は経時的に増加し、喉頭がん、中咽頭および口腔がん、膀胱および尿路がんの生存者でより高い発生率を示した。アルコール、喫煙、および食事に関連するがんの生存者は、二次がんのリスクが高いことを示した。
結論:これらの知見は、二次原発癌のリスクを低下させるための修正可能な危険因子を標的とした予防努力に役立つ可能性がある。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00538-7
PMID: 38048803
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