局所進行子宮頸癌に対する一次化学放射線療法後の毒性の予測因子:系統的レビュー。

原題
Predictive factors for toxicity after primary chemoradiation for locally advanced cervical cancer: a systematic review.
背景:プラチナベースの化学放射線療法と小線源治療を受けている局所進行子宮頚癌(LACC)の女性における毒性のリスクは、しばしば正常組織合併症確率(NTCP)モデルを通して定量化される。このレビューは、胃腸(GI)、泌尿生殖器(GU)、及び膣毒性の予測因子を同定することを目的とした。

方法:QUIPSツールに従って低から中等度のバイアスリスクを有する研究のみを含めて、系統的検索を実施した。用量-容積パラメータ、患者および治療の特徴、および毒性エンドポイントの間の関係を分析した。

結果:同定された73件の研究のうち、26件が選択基準を満たした。毒性の予測因子には、小線源治療に関連する消化管の線量-容積パラメータ、(直腸)膣の点線量、総基準空気カーマ、膣の基準長、膣病変の範囲、ベースライン時の症状、および肥満が含まれた。

結論:この研究は、毒性の複数の予測因子を同定し、NTCPモデルをよりよく開発するために、不十分な骨折、EBRT用量レベル、および治療関連毒性との関係に焦点を当てたさらなる大規模研究を示唆している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.11.010
PMID: 37979708
Open Access

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