都市部のがんセンターにおける術中放射線療法の経験。

原題
Experience with intraoperative radiation therapy in an urban cancer center.
背景:術中放射線治療(IORT)は、部分乳房照射に使用される新しい技術である。本研究は、2018年に開始されたIORTプログラムの早期結果を報告することを目的とした。
方法:本研究では、選択された乳癌症例に対してIntrabeam®低エネルギーX線を使用した。患者は、特定の基準を有するER+患者に対してIORTを可能にする登録プロトコルに登録された。
結果:2018年1月から2021年12月までに、早期ER+乳癌患者181例を評価した。167例がIORTを受けた。大多数が初診時および手術時にIORTを受けた。IORT後の再切除は患者の9.6%で必要であった。補助放射線療法は患者の13.8%に実施された。術後合併症は患者の3%に認められた。中央値27.9か月の追跡期間中に3例の局所再発が発生した。
結論:IORTは安全で患者中心であり、毒性および来院を減少させると考えられた。長期的な有効性は依然として評価中である。IORTは、その利点により、特にCOVID-19パンデミック時に魅力的な選択肢となっている。
Journal: Radiat Oncol
DOI: 10.1186/s13014-023-02299-0
PMID: 37491260
Open Access

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