高リスクの早期非小細胞肺癌における体幹部定位放射線治療と放射線治療単独との導入および地固めアテゾリズマブ(SWOG/NRG S1914):多施設共同、非盲検、優越性、第3相、ランダム化比較試験。

原題
Induction and consolidation atezolizumab with stereotactic body radiation therapy versus radiation alone in high-risk, early-stage non-small-cell lung cancer (SWOG/NRG S1914): a multicentre, open-label, superiority, phase 3, randomised controlled trial.
背景:SBRTは、医学的に手術不能な早期NSCLCに対して標準である。この第3相試験では、SBRTに術前/同時/術後補助療法としてアテゾリズマブを追加することで転帰が改善するかどうかが検証された。

方法:医学的に手術不能または手術を拒否したT1-T3N0M0(≦7 cm)患者を対象とした、米国の多施設共同非盲検ランダム化試験。417例が無作為化された(mITT 402)。治療群:SBRT単独vs SBRT+アテゾリズマブ1200 mg、21日毎(最大8サイクル)、SBRTは第3サイクルから開始する。主要評価項目:全生存期間;追跡期間中央値24.8ヵ月。

結果:無益のため中止。OS HR 1.04(95%CI 69-1~0.58)、2年OSは両群とも82%。Grade 3以上のAEs:12%vs 3%、アテゾリズマブによるグレード5の呼吸器系事象2件。

結論:SBRTにアテゾリズマブを追加しても、全生存期間は改善せず、重度の毒性が増加した。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(26)01655-7
PMID: 42702214

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