分子的に定義された低悪性度グリオーマにおける年齢の予後および予測効果。

原題
Prognostic and Predictive Effect of Age in Molecularly Defined Lower-Grade Gliomas.
背景:40歳以上は低悪性度グリオーマに対する補助化学放射線療法を推奨する高リスク基準として用いられてきたが、分子(IDH定義)時代におけるその予後との関連性は不明である。

方法:研究者らは、PROGRES(11件のプロスペクティブ研究から1,619人の患者)およびREGRES(1,292人のレトロスペクティブ患者)での検証を用いて、IDH変異状態で層別化した年齢別の無増悪生存期間(18-39対40以上)をログランク検定およびCoxモデルで比較した。

結果:IDH野生型腫瘍は、40歳以上ではるかに頻度が高かった(38%対5%)。高齢はIDH野生型においてのみPFSの悪化を予測し(5年PFS 6%対24%;HR 1.74)、TERTプロモーター変異、EGFR増幅、および+7/-10と関連していた。年齢はIDH変異腫瘍における化学放射線療法の有益性を予測しなかった。

結論:年齢のみで補助療法を決定すべきではなく、ガイドラインでは分子的リスク因子を優先すべきである。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-01846
PMID: 42585601

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