原題
Adverse Events in a Randomized Trial Comparing Radiotherapy with or without Olaparib for Inflammatory Breast Cancer.
背景:乳房放射線療法と同時に投与されたPARP阻害剤の忍容性に関して矛盾する報告が存在する。
方法:第2相NCI共同グループ試験では、術前補助療法および乳房切除術後の非転移性炎症性乳がん患者146人を、放射線療法中にオラパリブ25 mgを1日2回投与する場合としない場合に、胸壁/リンパ節放射線療法(50 Gy+10 Gyブースト)に無作為に割り付けた。週1回のCTCAE v5.0評価では、治療に関連する有害事象を記録し、その割合をカイ二乗検定で比較した。
結果:(各群73例)グレード4-5のイベントは認められなかった。グレード3の放射線皮膚障害:介入群24.7%対対照群5.5%(p=0.003)。グレード3の胸部AE:24.7%対6.8%(p=0.006)。患者1名に苔癬様皮膚炎を伴う融合性毛細血管拡張症が認められた。グレード2以上のGIイベント:17.8%対0%(p<0.001)。臨床検査値異常:19.2%対0%(p<0.001)。
結論:オラパリブの併用により、急性の皮膚、胸部、消化管および臨床検査値の毒性が増加した。試験以外では注意が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2026.07.029
PMID: 42520859

コメント