原題
Circulating Tumor DNA Status and Adjuvant Chemotherapy in Resected Colorectal Liver Metastases.
背景:大腸癌肝転移(CRLM)の治癒切除後の補助化学療法(ACT)の有益性は不明である。本研究では、循環腫瘍DNA(ctDNA)で定義される分子的残存病変(MRD)が転帰を予測し、ACTから利益を得る患者を特定するかどうかを評価した。
方法:CIRCULATE Japan GALAXY(2020年5月~2024年7月)の患者298人を対象としたプロスペクティブ解析では、腫瘍情報に基づいたctDNAが術後2-10週目に得られ、70日目にランドマークとなった。解析では、手術先行群(n=191)と術前補助化学療法(NAC)群(n=107)を分離した。エンドポイント:DFSおよびOS。
結果:術後MRD+はDFSおよびOSの悪化を強く予測した。手術先行群では、ACTはMRD+患者のDFSおよびOSを大幅に改善したが、MRD-患者では改善しなかった。NACコホートでは、MRDは予後予測因子であったが、ACTはMRDに関係なく明らかなベネフィットをもたらさなかった。NAC後の術前ctDNA陽性はOSの悪化を予測した。
結論:術後のctDNAは、ACTからOSベネフィットを得るCRLM切除患者を特定し、特に先行手術後のプロスペクティブなctDNAガイド下補助戦略を支持する。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2026.2191
PMID: 42397676

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