原題
Daraxonrasib in Previously Treated Advanced RAS-Mutated Pancreatic Cancer.
背景:PDACの治療法は限られており、90%以上が活性化KRAS変異を有する。ダラキソラシブ(RMC 6236)は、GTP結合変異体および野生型RASを標的とする経口RAS(ON)阻害薬である。
方法:前治療を受けたKRAS変異PDAC患者168人を対象としたdaraxonrasib(10-400 mg/日、300 mg選択)の第1-2相試験。主要評価項目:安全性、副次的評価項目:薬物動態及び抗腫瘍活性。
結果:168人の患者(≦300 mg)のうち、96%に治療関連の有害事象があり、30%にグレード3以上があった。G12の二次治療患者26人のORRは35%(95%CI 17-56)、DOR中央値は8.2ヵ月、PFS中央値は8.5ヵ月、OS中央値は13.1ヵ月であった。G12/G13/Q61の38人の患者では、ORRは29%であった。
結論:Daraxonrasibは前治療を受けたKRAS変異PDACに対して抗腫瘍活性を示したが、患者の約3分の1にグレード3以上の治療関連イベントが発生した。
Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4)
DOI: 10.1056/NEJMoa2505783
PMID: 42090791

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