用量漸増放射線療法およびアンドロゲン除去療法による治療を受けた80歳以上の中リスク前立腺がん男性と用量漸増放射線療法単独による治療を受けた男性の全生存率:全国がんデータベース解析。

原題
Overall Survival in Men 80 and Older With Intermediate-Risk Prostate Cancer Who are Treated With Dose-Escalated Radiation and Androgen Deprivation Therapy Versus Dose-Escalated Radiation Alone: A National Cancer Database Analysis.
背景:80歳代の患者は試験では過小評価されており、ADTは害を増大させる可能性がある。中等度リスクの前立腺がんを有する80歳代の患者において、用量漸増RTにADTを追加することが、年齢によって全生存に異なる影響を及ぼすかどうかを検証した。

方法:中リスク疾患に対して線量漸増RT(EQD2≧74 Gy)で治療された60歳以上の男性のNCDBクエリ。グループ:60-69、70-79、≧80;腫瘍の特徴および併存疾患について調整したカプラン・マイヤーモデルおよびコックスモデルを用いて、RTとRT+ADTを比較した。

結果:10,168人がRT+ADTを受けたのに対し、12,396人がRT単独を受けた。補正後HR:60-69 HR 0.90(95%CI 0.81-0.99、p=.039);70-79 HR 0.98(p=.541);80 HR 1.13以上(95%CI 0.97-1.32、p=.124)。

結論:用量漸増RTによるADTは、60-69歳のOSを改善したが、70-79歳または80歳以上では生存利益をもたらさなかった。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101977
PMID: 41568317

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