原題
Combination Radiopharmaceutical Therapy and Radiotherapy for Thyroid Cancer: Dosimetry-Driven Precision Medicine.
背景:放射性よう素を用いた放射性医薬品治療(RPT)は分化転移性甲状腺癌の標準であるが,腫ようNaI共輸送体発現とよう素取込が低下すると効果が少ない。
方法:進行中の試験では、放射性ヨウ素RPTと外照射療法(EBRT)を併用した。トレーサーRPTを用いて、リスクのある臓器の吸収線量を毒性閾値以下に維持する患者特異的投与放射能(AA)を算出した。腫瘍および臓器の線量測定は、複合計画のために放射線腫瘍物理学者に提供された。最初の5人の患者が報告されている。
結果:AAは3-19～14.5 GBqの範囲であり、複合病変線量は73-147 Gyであった。標準的な5.55 GBqでは、病変の線量は過少であった。クリアランス動態は様々であった。
結論:RPT EBRTと個別線量測定の併用は低取り込み甲状腺癌に対して実行可能であり、臨床的利益を評価するために多施設試験が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.120.253443
PMID: 41412736
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